IEEE802.11acとは
IEEE802.11acとは、米国電気電子学会(IEEE)にて策定が進められている高速化のための次世代無線LANの新規格のことで、2013年3月の電波法関連規則の改正により、日本国内でも高速無線LANの規格「IEEE802.11ac」として使用できるようになりました。IEEE802.11acは、今後主力となる通信規格です。
- IEEE 802.11acは、5GHz帯の電波を使い、最大6.9Gbps(6933.3Mbps)まで高速化できる通信規格です。
- 2.4GHz帯は、電子レンジや宅内無線電話、Bluetoothも利用しているため、混雑が激しく、通信障害が起こることが多いです。
「帯域幅拡大」「変調信号の多値化」「MIMO方式の拡張」により、 従来規格の11nと比べ、約11.5倍(規格最大値)の高速化を実現することができます。
NTTドコモ「IEEE802.11ac」のトライアルサービスを実施
NTTドコモ、NTTブロードバンドプラットフォーム(NTTBP)、東京メトロ(東京地下鉄)の3社は、東京メトロ表参道駅の商業施設「Echika 表参道」で、現在策定作業中の次世代無線 LAN 規格「IEEE802.11ac」を利用した公衆無線 LAN 環境のトライアルサービスを、2013年8月下旬から2014年3月末まで実施することを発表しました。
無線LANの規格は、11nの600Mbpsが通信速度が今までの限界だったので、「ひかり」が提供する通信速度1Gbpsプランを契約しても、活かすことができませんでした。
11acの最大速度は、理論上6.9Gbpsまで対応できるので、ルータ-や子機が対応していれば、回線速度を活かすことができます。
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