フリーソフトの活用
フリーソフトとは、無料で利用できるソフトウェアのことです。
インターネット上にはたくさんのフリーソフトが公開されていますが、その中でも人気のソフトをご紹介します。ニーズに応じて使い分けましょう。
フリーソフトの宝庫
ブラウザーの定番
■Google Chrome
GmailやGoogle+を使っている方におすすめの、Googleが公開している最速のブラウザーです。おすすめの使い方は、[Google Chromeの設定(画面左上)]をクリックし、Googleアカウントでログインして使う方法です。他のパソコンでGoogle Chromeを起動し、Googleアカウントでログインすると、ブックマークしたページもすべて同期することができます。
■Firefox
Mozilla社が公開しているブラウザーです。6週間に1度のペースでバージョンアップしています。
■Opera
Operaが公開しているブラウザーです。多様なプラットホームやOS 上で動作する高機能なブラウザーです。
映像をパソコンに保存するときのブラウザーの定番
■Craving Explorer
YouTube、ニコニコ動画などの動画をダウンロードし、AVI / MPEG / MP4(iPod) / FLV / WAV / MP3 の形式に変換、保存することができる動画専用ブラウザです。複雑な設定が必要ない為、操作に迷うことなく簡単に利用することができます。
FTPクライアントソフトの定番
■FFFTP
FTPクライアントソフト「FFFTP」は、Windows 2000/XP/Vista/7/8に対応するフリーソフトです。現在は有志により開発が再開され、新バージョンが公開されています。「FFFTP」は、ローカル側とホスト側のリスト画面を左右に並べて表示するタイプの日本語版FTPクライアントソフトです。
メールソフトの定番
■Thunderbird
Mozillaは、メールソフト「Thunderbird」の最新正式版を公開しました。Thunderbirdは、Windows11/10に対応するフリーソフトです。
最新版の主な変更点は、Windows7のジャンプリストに対応し、ジャンプリストから新規メールの作成画面やアドレス帳を直接呼び出せるようになったことです。ユーザーインターフェイスも改良され、多くの不具合の修正されています。
世界を見るときの定番
■Google Earth
衛星写真、航空写真、地図、Google 検索を組み合わせて、世界中の地理空間情報を調べることができます。都市の3D化もできるようになりました。
オフィス系ソフトの定番
■OpenOffice.org(オープンオフィス ドット オルグ)
オープンソースで開発されているオフィスソフトです。マイクロソフトオフィスと高い互換性を持ち、WordやExcelなどで作成したファイルをオープンオフィスで開いて閲覧・編集することができます。逆に、オープンオフィスで作成・編集したファイルをマイクロソフトオフィスで開くこともできます。操作方法は通常のマイクロソフトオフィスとほとんど変わりません。
■LibreOffice
オープンソースで開発されているオフィスソフトです。文書作成やデータ処理などに役立つ6つのアプリケーションWriter、Calc、Impress、Draw、Math、Baseで構成され、マイクロソフトオフィスと高い互換性を持っています。
■Zoho
インターネットがつながった環境であれば、ワープロや表計算などのアプリケーションソフトを、複数の人と同時にデータ共有することができる無料ソフトです。
PDF作成の定番
■Foxit Reader
テキストや付せん、図形などを貼り付けることができる他、記入欄が線で提示されただけの部分にも文字を書き込むことができます。
■PrimoPDF
Word、Excel、PowerPointなど、様々なファイルをPDFに変換することができる無料ソフトです。文書のプロパティに、タイトルや作成者、サブタイトル、キーワードなどの情報を追加する機能や、PDFファイルにパスワードを設定したり、印刷できないようにするセキュリティ機能も備わっています。
■PDF-XChange Viewer
PDFファイルに文字を入力したり、注釈を埋め込むことができます。書き込んだPDFファイルは、上書きや別名で保存することもできます。さらに、PDFファイルを画像へ変換する機能も兼ね備えています。
日本語入力の定番
■Google日本語入力
Google日本語入力は、WEB上で使われている言葉を自動的に収集し、作成した辞書を搭載しています。そのため、流行語やネットスラング、芸能人の名前など、これまでのソフトでは一発で変換することができなかった言葉でも認識することができます。また「言葉を先読みする予測変換機能」も優秀で、日本語入力ソフトとしてはかなり使えます。
■Google日本語入力モールスバージョン
Google日本語入力モールスバージョンとは、[スペース]キーだけで日本語を入力するバージョンのことです。従来、日本語入力するためには、キー配列を覚える必要がありましたが、Google 日本語入力モールスバージョンを利用すれば、[スペース]キー、あるいはマウスクリックだけで日本語を入力することができます。