MS月例修正パッチ 7月9日に6件公開

マイクロソフトは、6件の脆弱性を修正するセキュリティ更新プログラムを7月9日に公開します。
公開される月例修正パッチは、深刻度が4段階で最も高い「緊急」が2件、上から2番目の「重要」が3件、下から2番目の「警告」が1件です。

緊急レベルの2件では、Internet Explorer(IE)とWindowsの深刻な脆弱性に対処されます。
IEの脆弱性は、IE11までの全バージョンに、Windowsの脆弱性はVista以降のクライアント版とサーバ版の全バージョンに存在します。いずれも悪用された場合、リモートでコードを実行される恐れがあります。

重要レベルの3件は、Windowsが対象で、それぞれ権限昇格の脆弱性を修正予定。残る警告レベルの1件では「Server Bus for Windows Server」のサービス妨害(DoS)の脆弱性を修正。

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MS月例パッチ