マイクロソフトがVistaのサポート打ち切りを撤回

マイクロソフトは、2012年4月10日にWindows Vistaのサポート終了を予定していましたが、2012年2月18日に急きょ撤回し、2017年4月11日まで延長サポートすることが明らかになりました。

マイクロソフトが急きょ撤回したのは、個人向け「Windows Vista Home Premium」「Home Basic」「Ultimate」の延長サポートです。
土壇場で急きょ撤回した理由は、まだマイクロソフトから正式な広報発表がありませんが、方向転換はほぼ確実のようです。

マイクロソフトの従来のサポート方針では、個人ユーザー向け製品には発売から5年間の「メインストリームサポート」のみを提供し、企業向け製品に対してだけ追加で5年間の「延長サポート」を提供することになっていました。
WindowsXPに限り、個人ユーザー向け製品(Home Edition)に対しても例外的に延長サポートを提供していますが、Vistaの個人向け製品については、「Windows XPと同様の延長サポートを提供する計画はない」としていました。

しかし、今回Webサイトに掲載された情報によると、VistaやWindows7に関しても個人向け製品の延長サポートを提供する方針に転換したとみられます。2015年1月13日にサポートを終了する予定だった個人向けの「Windows 7 Home Premium」「Starter」「Ultimate」についても、2020年1月14日まで延長サポートを提供すると記載されています。

マイクロソフト プロダクト サポート ライフサイクル

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