震災の影響で液晶テレビの価格が下落

価格.comを運営するカカクコムの調べによると、3月11日に発生した東日本大震災の影響で、液晶テレビに対する需要が落ち込み、その結果市場全体で価格の値崩れが起きているようです。

液晶テレビは、家電エコポイント制度が終了する3月末に向けて徐々に高まっていましたが、震災が発生した3月11日以降は激減し、駆け込み需要もないまま4月を迎えました。

震災を機に、低価格化の傾向はさらに拍車がかかっているようです。
当初は7月24日とされていた完全地デジ化でしたが、被災地の岩手/宮城/福島では、最大1年の延期が決定。また、家電の売れ行きを左右する節電傾向もいつまで続くのか先行きは不透明な中、液晶テレビの市場に暗雲が立ち込めているようです。

価格.com 液晶テレビの価格