いよいよ7月4日より、ダビング10がスタートしました。
ダビング10とは、デジタル放送番組のコピー制限を、現在の1回から10回に増やす新ルールのことです。
デジタル放送は、今まで「コピーワンス」という録画制限がかかっていました。いったん録画した番組のコピーは、1回(ワンス)しかできない仕組みです。例えば、視聴者がハードディスク(HDD)へ番組を録画し、録画したデータをDVDなどの記録メディアへコピーすると、HDDからはデータが消えてしまい、2枚目のコピーはできなくなります。
この仕組みを変更し、コピーを10回に増やす仕組みがダビング10です。
9回目まではHDD内にデータが残り、10回目のコピーに合わせて元のデータが消えます。
コピーワンスもダビング10も、コピー済みのDVDのディスクから別のディスクにコピーする「孫コピー」ができない点は同じです。
●自分の機器を「ダビング10」対応にするには
「ダビング10」は、HDDを搭載したテレビ、レコーダー、パソコンが対象になります。※HDDを搭載しないレコーダーは「ダビング10」の対象にはなりません。レコーダーとテレビについては、ユーザーは特別な操作をする必要はありません。しかし、電源コンセントは入れたままで、リモコンで電源オフにするスリープ状態しておく必要があります。
しておかなければなりません。
ただし、パソコンの場合は、ユーザーが専用サイトから直接ソフトをダウンロードしてインストールする必要があります。
「ダビング10」に対応すると、番組表に各番組が「ダビング10」対応か、「コピーワンス」のみかを選別できるようなアイコンが表示されるようになります。また、録画一覧ページでは、あと何回ダビングできるかの回数が表示されます。
この表示は、「ダビング10」への対応が完了したことを意味します。
※「ダビング10」対応前に録画された番組は「コピーワンス」のままです。
|