Excel 複合参照とは?
セル参照とは、数式にセル番地を指定することをいいます。
セル参照を利用すると、1つのセルの値を複数の数式で利用したり、参照したセルの値の変更を自動的に数式にも反映させたりすることができます。
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複合参照とは?
セル参照の基礎知識《複合参照》
複合参照は、相対参照と絶対参照の特徴をを組み合わせた参照方法です。
数式をコピーすると、常に列(または行)を固定しながら参照し、行(または列)はコピー先のセル位置に応じて自動的に変化します。
「C$5」「$C5」のように、セル番地の列または行のどちらか一方に「$」を付けることで、参照先の列または行だけが固定されて、複合参照になります。
次のような表を利用して、[C3]セルを参照し、[B4]セルの行と列を複合参照で参照する場合の方法を見てみましょう。
■操作方法は下記のとおりです。
1.[C4]セルに次のように数式を入力します。
2.フィルハンドルをドラッグし、[D6]セルまでコピーします。
《操作結果》
数式をコピーすると、[C3]セルを固定して参照し、[B4]セルの行と列はコピー先のセル位置に応じて自動的に変化することがわかります。
※参考
絶対参照と相対参照の切り替えには [F4]キー を使いましょう。
絶対参照としてセルを入力する場合には、指定したワークシート上のセルをクリックして選択し、[F4]キーを押します。また、数式バーやセル内に表示されている数式では、セルを参照している箇所を選択し、[F4]キーを押すと、1つ押すごとに「$」マークが付いたり消えたりします。
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