Excel セルを追加するには?

Excel2021 Excel2019 Excel2016

ワークシート内にあるセルやセル範囲、行、列は必要に応じて削除や追加ができます。不要になったデータの入力欄を削除したり、入力欄が不足した場合などに利用できます。セルや行・列の追加や削除方法について学習しましょう。

Excel2021/Excel2019/Excel2016


Excel

セルを追加するには?

Excel

セルの挿入

Excelでは、セルを追加する場合、セルの挿入 機能を使います。この機能を使ってセルを挿入すると、隣接するセルの書式を引き継いだセルを追加することができるので、表の入力欄を追加をしたい場合などに便利です。

次のような表の「合計欄」([F3]セルから[F16]セル)の左隣にセルを挿入してみましょう。

■操作方法は下記のとおりです。

1.セルを挿入する箇所([F3]セルから[F16]セル)を範囲選択します。
※選択した範囲が反転表示されます。

セルの挿入


2.[ホーム]タブ→[セル]の[挿入▼]をクリック→[セルの挿入]をクリックします。

セルの挿入


3.[セルの挿入]ダイアログボックスが表示されます。
4.「右方向にシフト」を選択し、[OK]ボタンをクリックします。

セルの挿入


《操作結果》
選択した位置の左側にセルが追加されて、選択していたセルが右方向にずれて表示されます。
※新しく挿入されたセルには、挿入前に選択していた範囲の左側のセルの書式が適用されます。

セルの挿入


【セル挿入時にシフトする方向について】
セル挿入時にシフトする方向には次のような種類があります。違いを確認しておきましょう。

オプション名シフト方向
右方向にシフト選択したセルとその右にあるセルが右側にずれて表示されます
下方向にシフト選択したセルとその下にあるセルが下側にずれて表示されます
行全体選択したセルを含む行全体が下側にずれて表示されます
列全体選択したセルを含む列全体が右側にずれて表示されます

※注意
Excelでは、セルを挿入した場合、挿入した分だけ既存のセルが右方向または下方向にずれて表示されます。このときのワークシートのレイアウトによっては、表の形が崩れてしまうことがあります。
また、すでに書式を設定してある表の場合には、挿入されたセルの書式が、初期設定ではセルのずれる方向に合わせて適用するようになっているため、表の体裁が崩れてしまうことがあります。

■関連ページ