CloudReadyで古いパソコンを再利用する方法

スペックの低いパソコンでWindows10を利用している方は、1つ1つの動作が遅いため、ストレスを感じている方が多いです。
このような方におすすめなのがCloudReady(クラウドレディ)を利用する方法です。

CloudReady(クラウドレディ)は、2020年12月にGoogleが買収した米Neverwareの提供するOSです。Chromebookに搭載されたChromeOSと同じ、オープンソースの「Chromium OS」をベースに開発されています。
※近い将来、Chrome OSとCloudReadyの統合も正式発表されています。

CloudReadyはシステム要件が低いため、Windows10では動かない古いパソコンでも、快適に動作します。パソコンにインストールして利用できますが、まずはUSBメモリにインストールして体験してみましょう。

CloudReadyをUSBにインストール

  1. Neverwareの公式サイトを開きます。
  2. CloudReadyの無料版(ホームエディション)インストール画面が表示されます。
  3. [ホームエディションをインストールする]をクリックし、CloudReadyのインストーラーをダウンロードします。
  4. USBメモリ(16GB以上)をパソコンに挿します。
    ※データ転送速度の速いUSB3.0規格のUSBメモリを推奨
  5. CloudReadyのインストーラーを起動し、USBメモリにインストールします。
    ※USBメモリへのインストールは20分程かかります。
  6. BIOS画面を開き、ブートメニューから一時的にUSBメモリを優先する設定に変更します。
  7. 設定が完了すると、USBメモリからCloudReadyが起動し、起動画面が表示されます。
    ※CloudReadyの初期設定(5分程)を済ませることで、すぐに利用できます。

CloudReadyをUSBにインストール

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