2018.08.28
カテゴリ:操作テクニック
デフラグとは
デフラグとは、ハードディスク(HDD)に記録済みの断片化されたファイルを、連続的な領域に配置し直すことです。※デフラグメンテーション(defragmentation)の略です。
ハードディスク(HDD)は、使い続けることでディスクセクタが不連続な領域に分散されます。
その結果、ファイルを読み書きするときにヘッドの移動量が多くなり、アクセス速度が低下します。パソコンの動作がだんだん重く感じるようになるのも、このことが要因でもあります。
この症状を修復するための操作が「データの最適化(デフラグ)」です。
私達が日常生活の中で部屋を片づけて整理整頓するのと同じように、ハードディスク(HDD)も定期的に整理整頓する必要があります。
※SSD(ソリッドステートドライブ)を利用しているユーザは、デフラグ操作は必要ありません。
デフラグの操作手順
Windows10に標準搭載されているデフラグツールは、標準で「毎週」デフラグが実行される設定になっているため、ユーザーが特に意識する必要はありませんが、手動操作でデフラグする方法を確認しておきましょう。
- 画面右下のCortana検索ボックスに、「デフラグ」と入力します。
- [最も一致する結果]に表示される「ドライブのデフラグと最適化」をクリックします。
- [ドライブの最適化]画面が表示されます。
- デフラグするドライブを選択後、[最適化]をクリックします。
デフラグの設定確認
- [設定の変更]をクリックします。
- [ドライブの最適化]の設定画面が表示されます。
- [スケジュールに従って実行する(推奨)(R)]にチェックが入っていることを確認します。
- 頻度欄が[毎週]になっていることを確認します。