Office2007 利用上の注意点

マイクロソフトが提供するオフィスソフト Office2007の延長サポートが、いよいよ2017年10月10日に終了します。延長サポート終了後は、新たな脆弱性が発見されても更新プログラムが提供されません。そのためソフトウェアの使用を継続していると、「パソコンの乗っ取り」「機密情報の漏洩」「業務停止」といった円滑な事業継続を損なうリスクが発生する可能性があります。

サポート終了後、直ちに被害にあうとは限りませんが、サポート終了製品を使い続けることのリスクを認識し、後継のシステムへ速やかに移行する必要があります。

Office2003すでに終了
Office20072017年10月にサポート終了
Office20102020年10月にサポート終了
Office20132023年04月にサポート終了
Office20162025年10月にサポート終了

Service Packのサポート終了時期に注意

Officeには、リリース済みのセキュリティパッチや不具合修正パッチをまとめた「Service Pack(サービスパック|SP)」が提供され、各Service Packにもサポート終了時期が規定されています。古いService Packしか適用していないと、各バージョンのサポート終了よりも、早い時期にサポートが終了するので注意が必要です。

Office2007のサポートは、Service Pack3を適用している場合に限り、2017年10月10日までサポートは継続されます。

Office2007SP未適用すでに終了
Office2007SP1すでに終了
Office2007SP2すでに終了
Office2007SP32017年10月10日にサポート終了
Office2010SP未適用すでに終了
Office2010SP1すでに終了
Office2010SP22020年10月13日にサポート終了
Office2013SP未適用すでに終了
Office2013SP12023年4月11日にサポート終了

※Office2016には、Service Packがリリースされていません。

Officeのバージョンを確認する方法

Officeのバージョンを確認する方法