Officeで異体字を利用可能にするアドイン無償公開

マイクロソフトは、Microsoft Officeで“Unicode IVD(UTS#37)”に対応した異体字を扱えるようにするアドイン「Unicode IVS Add-in for Microsoft Office」を公開しました。本アドインはWindows Vista/7(32bitおよび64bit)上の「Office 2007」「Office 2010」に対応し、現在、“CodePlex”のプロジェクトページから無償でダウンロードすることができます。

これまで氏名や地名などに用いられる異体字は、さまざまなシステムで“外字”として個別に作成・管理されることが多く、システム間で異字体を含むデータをやり取りする事が難問でした。

本アドインを利用すると、「Microsoft Office」と「IPAmj明朝」をはじめとする“Unicode IVD”対応フォントを組み合わせることで、およそ58,000の異体字が表示・編集・印刷できるようになります。

異体字