ビデオカード| Video Card |

パソコンは、内部で処理している情報を、人間にわかる形でモニターに出力し、人間はそれを見て、新しいデータをキーボードなどから入力して、次の処理を行わせようとします。この時、パソコン内部の情報をモニターに出力する役割を果たすのがビデオカードと呼ばれる周辺機器です。

多くのビデオカードには、モニター(ディスプレイ)に出力するための画像を高速に処理する「アクセラレーター」というチップが搭載されています。
ビデオカードの性能の優劣は、このアクセラレーターチップの性能の善し悪しによって変わります。ビデオカードには、画像データを貯えておく「ビデオメモリー」が搭載されていますが、この容量が大きいと、大画面に多くの色数で表示できるようになります。

また、ビデオカードによっては、テレビに接続するための端子を備えているものがあり、このような形式のカードの場合、大画面テレビを臨時のモニターとして使用(解像度などは専門のモニターと同様というわけではありませんが)することができるようになります。