電子書籍

電子書籍とは

電子書籍とは、書籍や出版物の情報をデジタル化し、印刷物の替わりに電子機器のディスプレイ上で閲覧可能なコンテンツの総称です。

≪電子書籍には以下のようなメリットがあります。≫

[check] 実際の書籍と比べて、同じハードウェアで複数の電子書籍が読める。
[check] インターネットを通じて電子書籍がダウンロードできる
[check] サービスを利用すれば、すぐにコンテンツを入手することができる。
[check] 読み終えた本の置き場にも困らない。

≪ポイント≫

電子書籍
  1. 電子書籍を閲覧するために用いられるハードウェアやソフトウェアは、電子書籍リーダーと呼ばれます。
  2. 電子書籍リーダーの専用端末の代表的商品としては、「Kindle」や「ソニーリーダー」などがあります。
  3. 電子書籍には、EPUBやXMDFといった複数の規格があります。
  4. 電子ブックリーダーで閲覧するためには、電子書籍の形式をサポートしている必要があります。
    ■Kindle Unlimited
    月額980円で電子書籍を定額読み放題できるサービス Kindle Unlimited
    ■楽天マガジン
    月額380円で雑誌を定額読み放題できるサービス 楽天マガジン

電子書籍ストア

電子書籍ストアが続々公開されています。1つのサービスですべての電子書籍を利用できないため、電子書籍ストアの使い分けが必要です。

Kindleストア

アマゾンが運営している電子書籍ストアです。和書のコンテンツ数が14万点以上。洋書は200万点以上もあり、ベストセラーを最も多く揃えています。

BookWeb

紀伊国屋書店が運営している電子書籍ストアです。ソニーReaderでも読むことができ、ネットと店舗のポイントも合算可能です。

Reader Store

ソニーが電子書籍リーダー「Sony Reader」向けに提供している電子書籍ストアです。

Kobo

楽天が運営している電子書籍ストアです。楽天Koboでも読むことができ、ネットと店舗のポイントも合算可能です。

honto

大日本印刷、ドコモ、丸善が出資している電子書籍ストアです。丸善、ジュンク堂、文教堂などの店舗のポイントも合算可能です。

ブック・アサヒ・コム

紙の書籍と電子書籍約100万点の情報を横断検索することができます。
Facebookやtwitterなどのアカウントを取得していれば、好きな本を他のユーザーと共有したり、「マイ本棚」を持つこともできます。

電子書籍をタブレットで閲覧

KindleFire

2013年11月下旬には、Amazonから最新版「KindleFire HDX 7タブレット」が公開されます。

Kindle Fire HDX 7タブレット

タブレットの比較

電子書籍端末と対応フォーマット

  • iPad(Apple)
    基本フォーマット(EPUB) 閲覧可能なフォーマット(PDF、Book)
  • Kindle(Amazone)
    基本フォーマット(AZW) 閲覧可能なフォーマット(MOBI、PRC)
  • Google Edition
    基本フォーマット(EPUB) 閲覧可能なフォーマット(PDF)
  • SONYリーダー
    基本フォーマット(EPUB) 閲覧可能なフォーマット(PDF、RTF、DOC、TXT)

電子書籍の作成方法

■forkN|フォークン|
ブラウザーを利用し、「forkN」内の編集画面でブログを更新する感覚で原稿を書いたり画像を貼り付けことで電子書籍を完成させることができます。作成した書籍は、「forkN」内で無料公開したり有料で販売することができ、読み手はクレジットカードなどで書籍を購入し、書籍の作者には販売価格から手数料30%を差し引いた70%が売上として支払われる仕組みです。また「forkN」で作成した書籍はEPUBやPDFファイルとしてダウンロードすることができるので、「forkN」以外のマーケットで販売することもできます。電子書籍はそのままブラウザーで閲覧したり、EPUBやPDF形式でダウンロードした書籍をスマートフォンやタブレットリーダーで読むことができます。

■パブー
個人でも本を無料で出版することができるサイトです。(売上は著者側が70%、サイト側が30%の比率で分配する仕組みです。)

注目されているEPUBとは

EPUB(イーパブ)とは、国際電子出版フォーラムが策定を進めている電子書籍のファイルフォーマットです。
※EPUBは、電子出版を意味する「Electronic Publication」から略称された名称です。

EPUB仕様は、XML、XHTML/HTML/CSSファイルなどをまとめてZIPで圧縮し「.epub」という拡張子を付けたもので、Web標準であるHTMLやCSSをベースにしています。また現在策定中のEPUB3は、HTML5やCSS3をベースにしているため、HTML5やCSSを備えていれば、EPUBでそのまま利用することができます。文中にCanvasで描いたグラフィックを入れたり、Videoタグで動画を入れたりCSS3のアニメーションを利用することもできます。

EPUBで電子書籍を作成するということは、Webサイトを作成するのと同じようにHタグで見出しを書き、Pタグで本文を書き、CSSでレイアウトをしてZIPで圧縮するという流れになります。このように、EPUBはWebと非常に親和性が高く、これまでのWebのノウハウを使って電子書籍を作成することができます。

WebとEPUBの違い

  • EPUBは電子書籍リーダーにダウンロードしてオフラインで参照することを前提にしているため、画像や動画などすべてのファイルがまとめて圧縮されている。
  • 表紙や目次や索引、章立て、ページ番号など、Webには存在しない書籍特有の内容や機能を記述するためのマークアップ方法やファイル構成が決められている。

EPUBの特徴

リフロー(再流し込み)により、画面の大きさに合わせてレイアウトを変化させることができることです。

■epubpack
EPUBファイルを生成することができるクラウドサービスが無料で公開されています。

「XDDF」とは

XMDFとは、シャープが独自に開発した電子書籍フォーマットです。
2011年7月より「XMDF」形式の電子書籍が無料で作成できるソフトウェア「XMDFビルダー」も公開されています。

作成できる電子書籍コンテンツ

  1. イメージ型
    書籍のページをそのままスキャンして画像にしたタイプ
  2. ハイブリット型
    ページを画像で閲覧できるほか、興味ある部分をクリックするとテキストを読むこともでき、テキスト表示では辞書を引いたりマークを引くなどの機能も利用できるタイプ
  3. マルチレイアウト型
    テキストのリフローや段組にも対応し、高度なレイアウトも可能なタイプ

無料公開されたソフトウェア

  1. Hybridコンバータ
    PDFファイルとテキストファイルから、イメージ型・ハイブリッド型コンテンツへの自動変換が行うことができるツール。元データを指定するだけで、簡単にXMDF形式の電子コンテンツが制作できます。
  2. XMDFビルダー
    多段組やリフロー機能をもつXMDF 3.0に対応したコンテンツが制作できるオーサリングツールです。AdobeのInDesignIDMLファイル、HTML、テキストなど各種素材データの取り込み機能を備えるほか、外字の自動作成機能を搭載されています。画面サイズに合わせたレイアウト作成機能や、XMDF 3.0に対応していないサービスでも利用可能なXMDF 2.0コンテンツの出力機能も備えています。
  3. 確認用PCビューア
    パソコン上でのコンテンツの確認ができるプレビュー機能や、複数の画面サイズに切り替えてプレビューできる機能を備えています。
    XMDF形式で作成した電子コンテンツは「TSUTAYA GALAPAGOS」のほか、ソニーのReader StoreなどXMDF形式をサポートする電子書店サービスを通じて販売することができます。
    ■XMDF情報スクエア

電子書籍作成ツール

■Sigil|シギル|
Sigilは、電子書籍のフォーマットとして注目されているEPUB(イーパブ)"を簡単に編集することができる無料ソフトです。


■メディアブックパブリッシャー
ページをめくるような感覚で閲覧できる電子書籍を作成することができる無料ソフトです。

PDFファイルをFlashに無料で変換

■FlipSnack
FlipSnackとは、PDFファイルをFlashのページフリップに無料で変換し、Webサイト上に埋め込むことができるオンラインサービスです。

  1. FlipSnackログインを開きます。
  2. GoogleやTwitterなどのアカウントでログインします。
  3. PDFファイルをアップロードします。
  4. 変換作業がはじまります。
  5. [次へ]ボタンをクリックし、ページフリップのデザインを決めます。
  6. ページフリップが完成したら、[Free Embed]ボタンを押して、埋め込みタグを取得します。