全国の郵便局がSIMフリースマホの取扱いを開始

いよいよ郵便局も2月24日よりSIMフリースマホの取扱いをスタートします。
日本全国の郵便局が取り扱うSIMフリースマホは、インターネットイニシアティブ(IIJ)の個人向けモバイルデータ通信サービス「IIJmioモバイルサービス」の音声通話機能付きSIM(みおふぉん)とSIMロックフリースマートフォンをセットにした商品です。

SIMフリースマホは月額1,600円(税別)の「ミニマムスタートプラン」と富士通コネクテッドテクノロジーズ製「arrows M03」がセットされています。
初期費用は3,000円。一括払いの端末代金は32,800円、24回の分割払いは月額1.380円です。

全国の郵便局がSIMフリースマホの取扱いを開始

家計の通信費負担が過去10年間で約2割増加していることが問題となり、総務省が大手キャリアへ値下げを要請したニュースが一昨年に話題となりました。このような中、自社の通信設備を持たない格安スマホキャリア「MVNO(仮想移動体通信事業者)」の登場により、通信料金を見直しはじめる一般ユーザーも増えてきました。

その理由は通信料がこの1年で3分の1(1,000円/1GB→1,000円/3GB)になったからです。
私達のまわりにも、MVNOへ乗り換えようか悩まれている方が増えてきました。

乗り換えるかどうかは、月の通話時間で決まります。

MVNOに乗り換えるかどうかは「毎月どの位通話しているか?」によります。
たとえば、通話かけ放題プランのある大手キャリアでは、5GBで月5,000円。基本使用料などとあわせると月額8,000円位かかります。しかし従量制の通話プランを主体としたMVNOの場合、5GBで月2,000円前後。月の通話量の合計で約60分の通話をしても月額4,000円程度と大手キャリアの約半額の費用で済みます。しかも通話をしなければ月額2,000円位で済んでしまいます。

月の通話時間の合計が2時間を超えていなければ、MVNOへ乗り換えた方が安くなる可能性が高いです。また超えたとしても楽天モバイルのような定額通話プランもあるので料金を抑えることができる時代です。音声品質は大手キャリアもMVNOも変わらないため、費用を抑えたい方は、そろそろMVNOに乗り換えてもよいかもしれません。