消費者庁 Windows10の自動アップグレードに注意喚起

消費者庁は、Windows10への無償アップグレードについて「確認・留意が必要な事項について」と題するPDF文書を公開しました。

一般公開されたPDF文書には、Windows 10へのアップグレードを行うかどうかに関わらず、Windows 7/8.1を利用する個人ユーザーがあらかじめ確認留意しておくべき事項がまとめられています。

消費者庁から発表されたPDF文書

アップグレード処理中に誤って電源を切ったためにパソコンが起動しなくなったり、ソフトや周辺機器がWindows10へ対応していないため使えなくなったり、パソコンが古いなどの理由で正常に動作しないなどの不具合が生じる恐れがあります。

また、Windows10へのアップグレードを行う予定日は通知領域のポップアップでユーザーへ通知されますが、それを変更またはキャンセルしない限り自動で行われます。
そのため、Windows10へのアップグレードを望まない場合は、正しい手順でアップグレードを拒否する必要があります。

今回公開されたPDF文書には、こうした問題への注意喚起の他にも、万が一問題が発生した場合に相談できるマイクロソフトの問い合わせ窓口(電話およびチャット)が案内されています。