Windows10が推奨される更新プログラムに変更

マイクロソフトは、2015年10月30日(日本時間)に予告した通り、2016年2月1日より、Windows10へのアップグレードを、「オプション」から「推奨される更新プログラム」へ変更しました。

このサポートポリシーの変更により、[Windows Update]で各種アップデートを自動更新に設定(デフォルトの設定)しているWindows7とWindows8.1のユーザーは、自動的にWindows10のアップグレードプログラムが実行され、誘導されるようになります。

  • Windows10へのアップグレードを行う更新プログラムは、すぐにインストールされるのではなく、Windows10のインストールを行うかどうかを確認するためのウィンドウが表示され、ここで同意した場合のみ、インストールが開始されます。(インストールが強制されるわけではありません。)
  • 誤ってWindows10のアップグレードプログラムをインストールしてしまった場合でも。31日以内であれば、[設定]→[更新とセキュリティ]→[回復]を選択後、以前のOSに戻すこともできます。

更新プログラムとは

マイクロソフトの更新プログラムは、重要度に応じて3つの段階に分かれています。

  1. [重要な更新プログラム]は、セキュリティ、プライバシー、信頼性の向上を目的とした更新プログラムのことで、すぐにインストールすることが推奨されています。この更新プログラムは、[Windows Update]で自動的にインストールされます。
  2. [推奨される更新プログラム]は、重大な問題に対処するプログラムではありませんが、コンピューターの使用感向上に役立つ更新プログラムのことで、この更新プログラムは、[Windows Update]で自動的にインストールできます。
  3. [オプションの更新プログラム]は、コンピューターの使用感を向上に役立つ更新プログラムのことで、Microsoftの新しいソフトウェアも含まれています。この更新プログラムは、手動でインストールする必要があります。

Windows10が推奨される更新プログラムに変更