オンラインバンキング対策を強化

トレンドマイクロは、総合セキュリティソフト「ウイルスバスター クラウド」の最新版を発売しました。最新版では、オンラインバンキング利用者に対し、未知のウイルスを感染させ、偽の画面を表示する攻撃への対策が強化されています。

また同梱されたパスワード管理ツールパスワードマネージャー(無料版)との連携により、銀行や証券会社のWebサイトへアクセスした際、専用のセキュアブラウザーを起動し、不正コードの実行を防ぐことができます。

追加された新機能

  1. 修正プログラムとセキュリティ設定の確認
    パソコンにインストールされている「Adobe Reader」や「Java」のバージョンをチェックし、適用可能な修正プログラムがある場合に通知してくれる機能です。
    この機能は、「Windows Update」や「Adobe Flash Player」の自動更新がオフにされていないかの確認も行い、オンにされていることが望ましい設定を一括でオンに変更することができます。
  2. スマートスケジュールスキャン
    マルウェアスキャンの予約時間を、過去のパソコンの使用状況から自動的に設定できます。
    この機能を利用する際は、[コンピュータを守る]→[設定]→[コンピュータの保護設定]を表示後、画面を[予約スキャン]画面へ切り替えます。[予約スキャンを有効にする]にチェックを入れ、[自動設定]ラジオボタンを選択すれば自動的にマルウェアスキャンのタイミングが設定されるようになります。
  3. プライバシー設定チェッカー
    インストールされているWebブラウザーのプライバシーに関する設定を確認し、プライバシー保護のために推奨される設定が提示されます。(IE、Google Chrome、Firefoxに対応)

その他の強化機能

オンラインで銀行や証券会社のWebサイトを利用する際、Webブラウザー上で不正なコードを実行しようとする未知の攻撃への対応力が強化されています。

また、Windowsの起動時に同時起動するソフトの起動タイミングを調節し、起動時間を短縮する機能やユーザーインターフェイスの刷新、SkypeやAdobe Flash Playerなどの中に保存されたプライバシー情報を消去する機能の強化など、多数の改良点が盛り込まれています。

■ウイルスバスター クラウド(ダウンロード版) ■ウイルスバスタークラウド(パッケージ版)

オンラインバンキング対策を強化


Tag: セキュリティ