Windows OSの無料化
マイクロソフトは、画面サイズが9インチ未満のタブレットとスマートフォンに搭載するWindows OSを無料化し、Office365が1年間無料で利用できる権利を付けることを発表しました。
従来、Windows 8.1のライセンス料は1台あたり50ドル。この分の価格がWindows搭載機器から減額されるので、今後は、Android搭載タブレットと近い価格で販売される可能性があります。
- ※ユーザーが単体で購入するWindowsが無料になるわけではありません。
パッケージ販売から利用料販売へ
マイクロソフトは、WindowsやOfficeといった「パッケージ販売」から、Windowsを無償配布することで、自社の提供するサービスとの連動性を高め、サービスの加入料を増やすことで収益を上げる「利用料販売」へ切り替えようとしています。
- Windows搭載の機器を増やし、プラットフォームの価値を高める
- Office365を1年間無償でバンドルし、1年以上継続利用するには有償になる仕掛けの設置
- ※9インチ以上の画面を持つパソコン向けには、従来通りのライセンス収入を中心としたビジネスモデルが維持されます。