マイクロソフト 9月の月例パッチ適用後に不具合

マイクロソフトは9月11日に公開した修正パッチに不具合があることを報告しました。
問題が発生しているのは、Office関連の「MS13-072」とExcel関連の「MS13-073」で提供している、3件の修正パッチ(KB2760411、KB2760583、KB2760588)です。

修正パッチを正しくインストールしても、繰り返しこれらの修正パッチのインストールを求められる現象です。

問題の原因は、8月に公開した「KB2817347」と、今回の「KB2817630」のどちらか一方のみを適用した場合に、「outlook.exe」と「mso.dll」のバージョンが食い違うことで発生します。対処方法は、「KB2817347」「KB2817630」をアンインストールするか、もしくは両方をインストールする必要があります。

※マイクロソフトより、数日以内に修正パッチが再配布されるようなので、その間「更新を非表示または通知しない」設定にしておいても構いません。

9月14日に修復が完了しました。

9月14日に、不具合の修復が完了しました。インストールが必要なセキュリティ更新プログラムを検出するロジックが修復されため、追加で必要な作業はありません。修復は自動的に行われ、繰り返しこれらの修正パッチのインストールを求められることはなくなりました。

画マイクロソフト 9月の月例パッチ