MSのタブレット Surfaceの価格決定

マイクロソフトは、独自開発のタブレット端末「サーフェイス」の価格を発表しました。
「サーフェイス」は当初3仕様が用意され、32GB仕様が499ドル(約3万9,000円)、32GB+ブラックタッチカバーが599ドル(約4万7,000円)、64GB+ブラックタッチカバーが699ドル(約5万5,000円)です。

今回発表されたタブレットは、「Windows RT版」と「Windows8 Pro版」の2種類です。どちらもディスプレイは10.6インチで、背面のギミック(仕掛け)により、写真立てのように机に置くことができ、付属のカバーがキーボードになります。カバーの厚みは3ミリで本体とはマグネットで接続する仕様です。

「Windows RT版」は、CPUにARMを搭載。「Windows8 Pro版」は、CPUにCore i5が搭載されています。この2機種の外観はディスプレイサイズを含めてほとんど同じです。

根本的な違い

「Windows RT版」はノートパソコンのように見えるタブレット。
「Windows 8 Pro版」はタブレットの形をしたノートパソコンです。

[check]Windows RT版
重量676g、厚さ9.3ミリ、ディスプレイ10.6インチHD、I/FマイクロSD、USB 2.0、Micro HD Video、2x2 MIMO antennae、Office Home & Student 2013 RT Previewプリインストール。

[check]Windows 8 Pro版
重量903g、厚さ13.5ミリ、ディスプレイ10.6インチフルHD、I/FマイクロSDXC、USB 3.0、Mini DisplayPort Video、2x2 MIMO antennae。

発売時期は、Windows RT版がWindows8のリリースと同時、Windows 8 Pro版はそれより数ヵ月遅れます。

WindowsRT版とは

WindowsRT(ウィンドウズ アールティー)は、Windows8のARM版バージョンで、タブレットなどタッチスクリーンを搭載した端末用のオペレーティングシステム (OS) です。
このOSは、タブレットなどの端末にプリインストールされた形で配布されるため、単体で販売されることはありません。

WindowsRTは、Windows8に搭載される機能やアプリのほとんどが搭載されているものの、Windows Media PlayerやWindows Media Centerなどは搭載されていませんが、Microsoft Officeの次期バージョン「Office 2013」のアプリケーション(Word・Excel・PowerPoint・OneNote)が標準搭載されています。

Windows RTでは、OS添付アプリケーションと端末メーカーが添付したアプリケーションのみがデスクトップで実行でき、エンドユーザが追加で導入できるアプリケーションは、Windows Storeから取得したアプリケーションのみとなります。

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