Windows8で変わるインターフェース
Windows8は、2011年8月に発売されたスマートフォン「Windows Phone」で導入された「メトロ」と呼ばれる新しいインターフェースに変わります。この「メトロ」の導入でWindows8の起動画面は激変します。
起動画面が変わります。
従来のOSでは、Windowsを起動すると「デスクトップ」画面が表示されましたが、Windows8では「スタート」という画面が表示されます。この「スタート」には、正方形や長方形をしたカラフルなアイコンが並んでいます。
このアイコンの事を「タイル」と呼びます。
「タイル」とは、オンラインサービスのリンクやアプリケーションを起動させる「ショートカット」のようなもので、クリックすると、地図やメール、カレンダーなど、マイクロソフトが運営するホームページが開いたり、IEやゲーム、自分でインストールしたアプリケーションを起動することができます。
タスクバーが変わります。
従来のWindowsでは、タスクバーの左端にアプリケーションの起動やフォルダーを開くときに使う「スタート」メニューのボタンがありましたが、Windows8には「スタート」メニューがありません。その代わりに、マウスカーソルを左下に移動すると、スタートの「タイル」が表示されます。クリックすると、起動直後に表示されるスタート画面に戻ります。
電源の切り方が変わります。
パソコンの電源を切る方法も変わります。従来のOSのように、「スタート」メニューにある電源オプションから「シャットダウン」を選ぶ操作はできません。
- Windows8では、タスクバーの右端に表示される虫眼鏡アイコン上にマウスカーソルを移動します。
- 右側に「チャーム」という新しいメニューが表示されます。
- パソコンの電源を切るときは、この中の[設定]を開き、[シャットダウン]をクリックします。
エクスプローラーが変わります。
Windows8のエクスプローラーには、「リボン」と呼ばれる新しいインターフェースが導入されています。リボンは、Office2007より導入されているインターフェースです。このリボンにより、ボタン周りが大きく変わり、操作の割り当てが変更されています。