マイクロソフト 12月の月例パッチは14日に公開

マイクロソフト社の12月のセキュリティ更新プログラム(月例修正パッチ)は14日に公開されます。今月の月例修正パッチは14件。4段階で最も高い「緊急」が3件、2番目に高い「重要」が11件。最大深刻度が「緊急」の3件は、いずれもWindows関連の脆弱性を修正するもので、そのうち2件は、現在サポートされているすべてのWindows(Windows 7/Vista/XPおよびWindows Server 2008 R2/2008/2003)が対象となり、1件はWindows7/Vista/XPのみが対象となります。

また最大深刻度が「重要」の11件は、6件がWindows関連、5件がOffice関連の脆弱性を修正するものです。

今回の修正パッチにより、ウイルス「Duqu」による悪用が確認されたTrueTypeフォントの解析に関する脆弱性と攻撃方法が公表されていたSSL/TLSに関する脆弱性も修正されます。

月例パッチ

■マイクロソフト セキュリティ情報リリース スケジュール