クラウドサービス安全利用の手引き 無料公開

「クラウド・コンピューティング」とは、インターネットの先にあるサーバーに処理をしてもらう「システムの形態」を意味しています。
※クラウド(cloud)とは、雲を意味する英単語です。

普段私達は、パソコンで何らかの作業を行うとき、自分の目の前にあるパソコンに保存されているアプリケーションを操作し、作成したデータをパソコンのハードディスクに保存して作業するのが一般的です。
しかし、使用しているパソコンのバードディスクが、何らかの原因で破損してしまった場合、保存されたデータは取り出すことができなくなり、長時間かけて作成したデータも、新たに作り直さなければなりません。自分自身のデータなら諦めもつきますが、仕事上で使う大切なデータの場合、「破損したでは済まされない」場合もあります。このような中、注目が集まっているのが、「クラウド・コンピューティング」なのです。

「クラウド・コンピューティング」は、パソコン内に保存されているアプリケーションを使用せず、グラウド上のサーバーを利用し、Webブラウザー上から操作を行います。作成したデータは、クラウド上のサーバーに保存するので、万が一自分の目の前にあるパソコンが破損しても、どのパソコンからでも作成したデータを取り出すことができます。

IPAでは、クラウドサービスの利用に関する安全利用を目的とした中小企業向けの 「クラウドサービス安全利用の手引き」を無料公開しています。
クラウドサービスのメリットや注意点を網羅したチェックシートも盛り込まれているので、自社導入する際の判断材料にもなります。

クラウドサービス安全利用の手引き