■研修会へ参加してみよう |
毎月パソコンインストラクターの研修会を実施しています。初めての方でも大歓迎です!気兼ねなくお越しください。
詳細を見る |
■JPITA パソコン検定試験 |
自宅からパソコンインストラクターの試験を受験できるようになりました。
詳細を見る |
■パソコンスクール検索エンジン |
日本全国のパソコンスクール情報を掲載しています。
パソコンスクールを調べたい方
パソコンスクールを掲載される方
詳細を見る (掲載無料)(閲覧無料) |
■JPITAお楽しみ広場 |
便利なサイトが盛りだくさん!
詳細を見る (利用無料) |
|
|
ケータイ不要 もうひとつのワンセグ 大人気
|
|
パソコンに接続するだけで「ワンセグ放送」が見られるワンセグチューナーが売れている。当初はバッファローの 「ちょいテレ」の独壇場だったが、人気ぶりに目をつけた多くのメーカーが参入。現在はUSB接続タイプを中心に、10数種類の製品が店頭に並ぶ。市場規模
は、第1弾製品の発売からわずか2月ほどで10倍以上に拡大し、ワンセグ対応携帯電話に匹敵するほど。「BCNランキング」から、その人気沸騰ぶりを見て
みよう。
●突如現れたワンセグチューナー メーカーの予想を超える人気
「BCNランキング」では、TVキャプチャボードや外付けキャプチャボックスなどを「映像関連ボード」に分類しており、「ワンセグチューナー」も、このカ
テゴリで集計している。このカテゴリの中から今回は特に、USBやPCカードスロットでPCに接続する「ワンセグチューナー」に焦点をあてて動向を分析し
た。
06年4月1日にスタートした携帯・移動端末向けの地上デジタル放送「ワンセグ」。注目度は高かったものの、開始当初の対応機器は携帯電話が中心で、それ以外の選択肢はほとんどなく、携帯電話向けのサービスという印象が強かった。
しかし、9月にロジテックが、パソコンに挿すだけでワンセグが見られる業界初のUSBチューナー「LDT-1S100U」を発売。その翌週にバッファ
ローが、同様の「ちょいテレ(DH-ONE/U2)」の発売を発表。この時点で携帯電話以外の機器で楽しめる「ワンセグ需要」に火がついた。
ロジテックの「LDT-1S100U」は当初、録画機能を備えておらず、ワンセグを「見るだけ」のチューナーという位置づけだった。逆に後発の「ちょいテ
レ」は、録画機能を備えていたこともあり、人気が集中した。その後、ロジテックの「LDT-1S100U」もソフトウェアのアップデートで録画機能に対応
したが、「ちょいテレ」に奪われたシェアを奪還するにはいたらなかった。
●火付け役「ちょいテレ」がシェア48.8%でトップに君臨
「ちょいテレ」の成功を目の当たりにした周辺機器各社は、12月から年末にかけて続々と同様の製品を発売。「ワンセグチューナー」がにわかにブームになっ
てきた。家電量販店のチラシで目玉商品として登場するばかりか、新聞や女性誌のプレゼントにまで使われるようになり、こうした効果も人気を増幅。最近に
なって、その存在を知った人も多いかもしれない。
ただ、いくら大人気とはいえ、ワンセグチューナーを購入する際は、自分の使いたい場所
が地上デジタル放送の受信可能エリアか、事前に必ず確認しておこう。さらにサービスエリア内でも、受信感度は使用環境やチャンネルによってバラツキがあ
り、最悪の場合、実用に耐えない可能性もある。また、ワンセグを受信するプレーヤーソフトによっては、デジタル放送の特徴である「データ放送」や「字幕表
示」などに対応していないものもあるため、注意が必要だ。購入前にメーカーのサイトなどで機能をチェックしておきたい。
●作業をしながらの「ながら視聴」の潜在的なニーズにジャストフィット
ワンセグチューナーと、携帯電話をはじめとする他のワンセグ対応機器との決定的な違いは価格。OSなど最低限の動作条件を満たしていれば、新しいハード
ウェアを購入することなく、手持ちのパソコンを活用できるうえ、チューナー自体も実売1万円前後で、比較的気軽に買えるのもヒットにつながった。
一方、デジタル放送対応とはいえ、「ワンセグ対応ノートPC」や「地上デジタルチューナー内蔵ノートPC」の動きは鈍い。ワンセグを含む、地上デジタル放
送が受信できるチューナーを搭載したノートPCの割合は、9月以降、ノートPC全体の3%後半から4%の間で上下し、大きな変化はない。また、新OS
「Windows Vista」搭載のPC春モデルでワンセグ対応機種が増えるが、これがどれだけ差別化につながるかは不透明だ。
もと
もとワンセグは、携帯電話のような小さな画面で見ることを想定したサービス。ノートPCの小さな画面でもフルスクリーン表示すれば画像の荒さが目立つ。画
質にこだわってきれいな画面を楽しみたいならワンセグではなく、通常の地上デジタル放送が受信できる機器を選んだほうがいい。
ただし実
際、PCで見るテレビの利用シーンとして多いのは、パソコンで別の作業をしながら見る、「ながら視聴」。それほど画面の美しさが要求される場面ではない。
ワンセグ対応の携帯電話も、テレビの利用シーンとして多いのは、外出先ではなく、寝る前の空き時間などで、セカンドテレビ、サードテレビとしての利用が多
いといわれている。ちょっとした暇つぶしや情報収集の用途が多いとみていいだろう。
|
|
|
|
|
|
|
|
過去に取り上げたニュース一覧 |
|
|