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o-remo

Windows Vista搭載PC
各メーカーから一斉登場

マイクロソフト株式会社の次期OS「Windows Vista」の発売を半月後に控えた1月15日、Vistaおよびthe 2007 Office System(以下Office 2007)を搭載したPCが解禁となり、各メーカーから搭載モデルが一斉発表された。

 同日、マイクロソフトは都内で発売前記者発表会を開催し、Vista発売までの取り組み、およびPCメーカーなどのパートナー各社との協力について説明した。

  冒頭では、同社 代表取締役 社長 ダレン・ヒューストン氏が挨拶。コンシューマ向けパッケージの販売の期待について同氏は、「Vistaの効果はデジタルワークスタイルに変化をもたらし、 生産性を向上させるだけでなく、ユーザーがデジタル音楽、ビデオ、写真をより簡単に、安全に楽しむことができるようになる。Vistaでデジタルライフス タイルへの革新をもたらし、デジタルホームの普及を期待したい」と語った。

 また、過去を振り返り、「11年前のWindows 95とOffice 95の同時発売で、新しいGUIにより新しいコンピューティング時代がスタートを切り、PCが大衆化された。Windows XPはインターネット時代のPCにフォーカスして開発され、5年前には世帯普及率が低かったブロードバンドも今では7割を超えようとしている。そして 2007年1月30日、Vistaの登場により新たなPC時代が始まろうとしている」とした。

 “新 たなPC時代”と呼ばれるからには、ハードウェアとソフトウェアの双方の革新が欠かせないとされるが、ハードウェア面では、HD DVD/Blu-ray Discなどの新デバイスの登場、図書館の70%のコンテンツが保持できるようになる1TB HDDの発売などを挙げた。一方、ソフトウェア面ではVistaを中心に、コンテンツをよりシンプルに扱え、よりセキュアなものになるだけでなく、デジタ ル音楽や写真、HD動画などのサポートを挙げ、“新たなPC時代の到来”を掲げた。

 また、1月30日の発売まで残りわずかとなったが、 これまでWPCやAKIBAXなどを通じてユーザーがVistaに触れる機会を作ってきたことで、購入意欲が2倍以上になったアンケート結果を集計したと いう。この結果を踏まえ、発売までにはVistaに触れられる機会をさらに増やし、購入意欲を高めたいとした。

 ここで同氏は、 Vista Ultimateのエクストラ機能「DreamScene」を紹介し、デスクトップの壁紙として動画を置くことを披露。続いて、VistaとOffice 2007のパッケージを手に、同社 Windows本部 本部長 ジェイ・ジェイミソン氏と同インフォメーションワーカービジネス本部 本部長 横井伸好氏が登場し、VistaとOffice 2007のパッケージを開封した。

 VistaとOffice 2007のパッケージについてはAKIBAXのイベント時に既に展示されているが、円を描くような形の右上角も特徴的でありながら、開封方法もユニーク。 従来のような観音開きではなく、パッケージの右下角を軸にトレイを90度回転させてメディアを取り出すようになっており、これは開封しやすいようにした構 造だという。壇上では、ジェイミソン氏が10秒程度で完全包装の状態からメディアが見えるまで開封してみせた。

●プロモーションを積極的に展開し、「PC市場に新しい波を」

 Vista の発売に関してのさまざまな施策について、ジェイミソン氏は、「Vistaの登場により、PCが秘めていた可能性をユーザーを引き出せるようになる。当社 は“新世代プレミアム。”というスローガンを元にユーザーにVistaのプロモーションを展開し、Vistaによって、デジタル写真/音楽/インターネッ トなどがより楽しく、より安全に扱えるようになることをアピールしていきたい」とした。

 これまでも、WPCやAKIBAXなどのイベン トを通してユーザーにVistaを触れてもらう機会を設けてきたが、今後の具体的なプロモーションとしては、デジタルライフのシナリオを想定したプレス向 けショールーム「デジタルライフメゾン」の開設、1月27日〜28日に表参道ヒルズおよび主要販売店90店舗にてVistaおよびOffice 2007紹介イベントを開催するとした。

 また、旧OS製品からVistaへの移行をサポートするために、既に標準でサポートされている 16,000デバイスのリスト、アプリケーション互換性情報などの掲載を行なっているとアピール。さらに、Vista認証ロゴ取得プログラムの認証数の増 加、および現在使用中のPCのVista互換性のレポートを表示させるツール「Windows Vista Upgrade Advisor」の公開なども含め、積極的に移行を進めて行くとしている。

 発売後のキャンペーンとしては、Vista Ultimate/Home Premiumパッケージ購入者に、先着10万名にCinemaNow Japanのメディアオンラインサービスでに最大2カ月間のハリウッド映画見放題権が付属する「Cinema de Premium」キャンペーン、Vista/Office 2007同時購入者に抽選100名でデジタルライフグッズが当たる「同時発売プレミアムキャンペーン」を展開していくという。

 ここで、 インテル株式会社 マーケティング本部 本部長 阿部剛士氏が登壇し、Vistaの発売に祝辞を送った。同氏は、「1月30日は待ちに待ったVistaの発売。当社は2006年にCore 2 Duoを発売し、エンドユーザーに多大な支持をいただいたが、Vistaと組み合わせることによって世界最高の体験を提供できると確信している。今後、 パートナーの革新的な製品によってPC市場は再び活性化することに期待しつつ、マイクロソフトと共同でキャンペーンを積極的に展開していきたい」と話し た。

 日本AMD株式会社 取締役 マーケティング本部 本部長 吉沢俊介氏も祝辞を送り、「HD DVDやBlu-ray Discの登場、DirectX 10による次世代3Dグラフィックスの実現、地上デジタル放送の対応など、今まさに新しい技術の嵐が来ている。Vistaの発売はまさにその絶好の時期に 乗っており、私からは“パーフェクトストーム”と称したい。今後もマイクロソフトと緊密に連携し、PC市場を盛り上げていきたい」と語った。

  ジェイミソン氏は、「Vistaは過去のどのWindowsと比較しても最も革新的で、最もインパクトが大きい。それだけにPC市場に大きな波がもたらさ れると確信している。VistaとPCベンダーのエコシステムによって、PCに新しい息が吹き込まれるだろう。今後もVistaによって登場する新たな PCの使い方、これまでにないアプリケーションの開発に期待したい」と語った。

●30日以降にはVista搭載PCも一斉登場

 続いて、PCメーカー8社の代表者が登壇し、自社製品の紹介やVista発売に向けての取り組みなどを紹介した。

  ソニー株式会社 コーポレート・エグゼクティブSVP 石田佳久氏は、「2007年はVista発売の年だけでなく、VAIOが誕生してから10周年になる年でもある。これまでデジタルホームを実現するために さまざまなPCを開発してきたが、Vistaの発売に合わせ、家庭内ネットワークの中心となるマルチメディアセンター“VAIO TP1”を発表できたことをうれしく思う。また、VistaのBDの標準サポートやビジネス向け機能の強化により、我々はコンシューマとビジネス双方に市 場展開ができるようになる。Vista発売を節目に、次の10年に向けたVAIOを展開していきたい」と話した。

 デル株式会社 マーケティング&オペレーションズディレクター ジェームス・リー氏は、「現行機種の設計にあたり、我々はVista発売前からVistaを意識して互換性がある製品をデザインした。今後は企業向けのコ ンサルティングサービスや、データ/環境移行サービスなどを提供し、Vistaへの移行をサポートしていきたい」とした。

 株式会社東芝 執行役上席常務 PC&ネットワーク社 社長 能仲久嗣氏は、「Vistaの搭載において、さまざまなイノベーションを入れてきた。Vistaに搭載される新機能により、当社はCESでは新しいタブ レットPCや、UWBを利用した世界初のワイヤレスポートリプリケータなどを展示できた。今後もVistaとOffice 2007を搭載した製品を提供していく」と語った。

 NECパーソナルプロダクツ株式会社 代表取締役 社長 高須英世氏は、「Home Basicを除くVistaにはAeroという美しいユーザーインターフェイスを備えているが、当社は個人向け23モデルでHome Premiumを全面採用し、新しいユーザー体験ができるよう努めた。また、独自の機能としてOSが起動する前にウイルスパターンをダウンロードしウイル スの脅威を減らす機能もビジネスモデルに展開していく。今後もVistaによって大いに盛り上げていきたい」とした。

 富士通株式会社 経営執行役 パーソナルビジネス本部長 山本正巳氏は、「Vistaの発売に伴い投入される“FMV TEO”は、現在進んでいる液晶TVの大型化のトレンドに則ったホーム向け製品。HDMI端子の標準装備により、ケーブル1本でTVと接続し、TV番組の 視聴や録画、ネット上のメディアを再生できるようになった。今後もこのような楽しいPC製品を展開していきたい」と話した。

 このほか、 日本ヒューレット・パッカードはコンシューマとブレードPCへの本格参入、日立製作所は独自のメディアセンター対応録画アプリケーションの開発、レノボ・ ジャパンはオリジナルソフトウェア「ThinkVantage」とVistaのセキュリティ機能の相互運用について紹介した。

 最後に ヒューストン氏は、「今後のPC市場の活性化には、我々のVistaだけでなく、PC業界全体が一体となってエコシステムを構築していかなければならな い。PCは登場してから25年間経つが、これまでの産業革命の中でもっともイノベーションのあるものだ。Vistaの発売を機にさらなる変革をもたらし、 PC業界が変わって行くことに期待してもらいたい」と語った。
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